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What do you mean?(海外かぶれていません。最後まで読んでください。)

とある東南アジアの国に着いて1か月が経った。 あっという間に1か月。本当に目まぐるしい日々だった。 約3週間のホテル暮らしを経て、やっと家が決まり、自分の家への引っ越しが終わった。 日本よりちょっといい部屋で、清掃が入るため、家事は最小限でとても居心地がいい。 やっと落ち着いたので、赴任からの1か月を振り返りたい。 着いて2週間は、お腹を壊していて本調子じゃなかった。食あたりではなく、ずっとお腹の調子が悪い。日本で飲み慣れない硬水、環境が変わったことへのストレス等で調子が悪かったんだと思う。そろそろ私の肛門が裂ける・・・!と危機感を抱いていたが、3週間目に入ったところで急にスッと治った。体が硬水やら菌やら諸々に順応したようだ。休むほどの不調も出なかったし、本当に聞き分けの良い体で良かった。 仕事の方はというと、慣れない英語での会議、日本とは違う仕事のやり方に苦戦しつつ、毎日を過ごしている。社会人9年目にもなってくると、日本での仕事で仕事の進め方に不安を感じることはなかったが、こちらではそういった心配・不安の連続だ。これはまだまだ慣れないだろうな・・・と思う。 こっちに来てから、自分を追い込まないように意識していることがある。 まずは、自分に期待しないこと である。 日本ではそれなりに仕事をこなしていたし、自分の判断に自信があった。日本での仕事っぷりと比較すると、こっちでの貢献度は足りていないと感じるけれど、そんなもんだと受け入れるようにしている。別に私はエリートではないし、そんな優秀でもないから、こんなもんなのだ。 というのも、どうせ性格的に、「頑張らなくてもいいや」と思っていても、勝手にそれなりに頑張るので、自分をあえて追い込む必要はなく、メンタル的にしんどくならないようにしている。 特に英語のコミュニケーションは結構な負荷とストレスがかかる。私は英語が苦手で、好きでもない。でも何の因果か駐在の選択肢をもらえてここにいる。 英語ができないことで、現地スタッフにどう思われているかとか、日本人の同僚にどう思われているか、とか考え出すときりがない。 この不安への対処方法として、「自分の知らないところで人が私の悪口を言おうとどうでもいいし、勝手に言っとけ!」と思いながら働いているし、口に出して笑い飛ばすことで自分への暗示をかけている。(日本人の同僚に、裏で何を言われてもど

コンプレックスに苛まれる者たちへ

 変な時間に起きたせいで寝られなくなったので、真夜中の執筆。 営業という仕事を始めて9年、いろいろなお客様(及び上司)に出会ってきた。 学生時代での交友関係では出会わなかったような人たちが一定数いるが、その人と接するたびに、理解できない人間への解像度が上がってきて、哀れみに近い感情を抱くようになってきたので紹介する。 まず、入社して最初の上司と最初のお客様。 最初の上司は所謂パワハラ系だった。 俺様の機嫌を見て話しかけろ、俺様の言うことを聞け(口答えは許さない)タイプで、外回りから帰るたびに席に上司が座っていないかを確認して、いないとホッとするような人だった。 営業とは、が何かわからない1,2年目の私は、指示の理由を求めたが、「黙っていう通りにしろ」と言われるばかりで、成長にはつながらず、仕事も楽しくなかった。 機嫌のいいときはもっぱら自身の自慢を聞かされ、相槌を打つばかりだった。奥さんの実家が太く、家族カードを貸与されていた上司は、そのカードを使って行った豪遊を、自身の経済力のように話して自慢した。 その時はめんどくさいと思いつつ、おだてるムーブをしていただけだったが、今考えると、悲しい人だったんだなと思う。 その上司はプロパー入社ではなく、大学も今入ってきているプロパーの若手に比べると低かった。おそらく幼少期から大きなコンプレックス(想像するに家庭の金銭面、勉強等)があり、自分自身を実態以上に大きく見せることに必死だった。 そんな上司も、それから数年後に地方に飛ばされ、地方の村社会になじめず内部告発(セパ交流戦)され、辞めていった。 この上司だった時期は、お客様も(むしろお客様の方が)やばかった。 何かと理由をつけて業者(つまり私たち)を叱り飛ばす、当時30代の人だった。 私は用事があって電話をしたら、電話口で毎回15分罵られたし(いかに私が無能で、使えないかを説教してくるタイプだった。)、他のパートナー会社の担当者さんは、お客さん先に軟禁されて個室で1~2時間怒鳴られたりなどもしていた。 当時2年目だった私に自分を守る術はなく、本当に自分が悪いと思い込まされていたが、先輩に「本当にあなたが無能で担当を変えてほしいなら、上司に一報入れるだけなので、それは違う。あなたを罵ることを目的にした攻撃だと思う。」と言われて目が覚めた。 こちらは、本当にやばかったので、途中

全部私の仕事なのおかしくない?

 7月から駐在に行くというのに、日本の仕事が忙しすぎる。 平日は夜遅くまで、土日も部分的に出勤。 自分のタスクがたまっているだけならまだいいけど、抱えている案件がピンチな状態で、状況も良くない。 あまりにも考えないといけないことと段取りが多いので、チームのメンバーに作業をお願いしていたら、その作業も全然終わっていなかった。 私が毎日チェックしてなかったのもあるけど、やるといったことはやってほしい。その管理すらもしんどい。 私が真面目過ぎるのか?結局任せていた仕事も重要な部分は巻き取って、自分でやっている。自分が一番信頼できるから・・。 責任感とかくそくらえ。 私はもう海外に行くんだ。もう準備に専念させてくれ・・・日本の仕事なんてマネージャーでやってくれ。 本当に不安。土日以外はほぼ家にこもり切っていて孤独を感じるし、仕事は終わらないし、こんなバタバタしたところから、1人で異国の地で仕事しながら生活する?は?って感じ。 こんな中、GWも仕事だし、関西で予定入れまくったから、みんなに会えるのはうれしいけど、しんどいなあ。 あ~~~~なんでこんなに人いないんだろう幣部。そしてマネージャーは手を動かさないんだろう。 ものごとの段取りも、見積作業も、資料作りも、お偉いさんの日程調整も、全部私!全部私の仕事!ほんとにきもい! あーーーーーーーー駐在いいから、3か月くらい休みほしい。つかれたつかれたつかれたつかれた。責任感のあるやつが損する世界。 今はなんとか後輩に愚痴聞いてもらって頑張ってるけど、向こうの仕事大丈夫かなあ 孤独と、仕事へのストレスと、生活へのストレス、耐えられるかな きっとなんとでもなるけど、普通にしんどいなあ。 まあどんだけしんどくてもお腹はすいて、眠くなる健康体なので、多分大丈夫なんだけどね。

世はまさに、大コンサル時代!!

 タイトルにすべてが詰まってます。 コンサル、とやらが幅聞かせすぎじゃないですか?コンサルが万物を解決してくれると思ってませんか?コンサルになんとなくの思いを伝えたら、資料化していい感じに仕上げてくれると思ってませんか?その事業を推進するのはコンサルなんですか?決めるのはコンサルなんですか?・・・ 意志決定者はあなたなんじゃないですか! あまりにコンサルが蔓延りすぎた最近の世の中に物申したい。 事業会社とコンサルにぼこぼこに殴られる下請け会社のいち営業として物申したい。 そのコンサル・・・本当に必要ですか? 大コンサル時代の波に揉まれ、例に漏れず、弊社でも、「営業をコンサルにしよう」という動きが進んでいる。弊社経営陣に営業出身者がいないため、「営業ってなんの仕事してるの?いる意味なくない?」と思われているわけである。俗にいうリスキリング、いらない職種として営業は認識されている。 営業という職種はカスだ。雑用ばかりが無駄に多くて、時にお客様が悪くても地面に頭こすりつけて謝って、いろいろな人たち(時にはお客様内部も)の潤滑油として間に入り折衝をし、板挟みになり、その結果、「営業って何してるの?」って経営から言われるのだ。 こんなカス職種、無くしてしまった方が幸せかもしれない。営業をやりたくてやっているやつなんて一握りだと思う。 事業会社(お客様)も、営業よりコンサルを求めている。人手不足が深刻化している昨今の情勢の中では、外に出せるものは出そうという動きがあり、コンサルに自社の社員のように資料作りをさせたり、ビジネスプランを考えさせたり、多額のお金を払ってアウトソーシングしているのだ。 コンサルを使うことが悪いことだとは思わない。彼らは良く働くし、見栄えのいい資料を作ってくれるし、複雑な事象を整理し、かみ砕いて説明してくれる。 だけど、最近のコンサル起用の仕方は目に余るものがあると、システムベンダーとしては思う。 コンサルは耳障りのいい言葉を使って、綺麗なパワーポイントで方針を打ち出すのはいいが、結局それを実現する部分がないので、「絵にかいた餅」状態になっているのである。 絵に描かれた餅を、実物の餅にするところは、コンペでベンダーに投げられ、ベンダーは限られた情報の中から必死に想定して、提案する。他社に負けないように、価格も頑張って下げる。 晴れて提案が採用されれば、と

怒れるものたちの叫び

 ここ数か月間、考えることが多かったのでまとめていく。 まずは、安定の愚痴から。 あれだけ上期仕事頑張った(仕事しかしていなかった)のに、評価がよくなかった。 ん?事業部では一番、本部でも表彰される規模の案件をとったのに、真ん中の評価・・・? そらもちろん、いろいろな人の協力のもととれたんだけど、担当営業として一人で頑張ったのに、真ん中の評価・・・? ここ最近、頑張りに評価が伴っていたので、忘れてしまっていた。 努力に対して評価が釣り合うとは限らない。所詮は通知簿と同じ。評価なんて上司の好みで決まる。だから仕事なんてほどほどでいいのだ。人生をささげる必要なんてない。 人生にとって大切なことを、思い出させてくれた上期だった。 でも、てめえ絶対許さないからな、課長として私の頑張りを一番見て評価すべきお前が、真ん中の評価で上にあげた事、一生忘れねえから。 とはいえ、本質的には怠け者なので、やらなければいけない仕事はやるけれども、自己研鑽とか、勉強とか本当にできない。 予定がなければ、一日の半分以上はベッドにいるし、だいたい寝ている。 ベッドの中では、XやYouTubeを見て、最高に無駄な時間を過ごしている。 無駄すぎるな、ということに気がついたのと、最近のX君(旧Twitter君)は○○vs○○のような対立構造を煽るようなツイートしかなく、なんか思想が汚染されそうだったので、勝手に流れてくるオススメツイートで不愉快なものを全部「興味ない」報告していたら、ついにインプレッション稼ぎの外国人アカウントのバズ動画ツイートしか流れてこなくなった。 主にブロックしたツイートは以下。 ・男VS女の闘いツイート なんでそんなに属性で分けて戦いたくなるのか。 「男に家族でも殺されたかのようなフェミ女vsコンプレックスもりもりチー牛男」 「何としてでも夫を叩きたい主婦vs家事の価値を認めず、主婦は暇でいいよなという夫」  など、様々な戦いが繰り広げられているが、男女で戦うのは紅白歌合戦だけでいいと思う。 ・育児の幸せ&大変ツイート 育児界隈は、名前に子供の月齢書きがち。なんか決まりでもあんのか?→いちご@1y5m 申し訳ないけど、見知らぬどこかの子供の育成記録は興味ない。見なければいいだけなのだが、私が出産適齢期だからか、めっちゃオススメくる。 まあ、育児していると外界との繋がりが薄くなり

私以外私じゃないの←当たり前だけどねだから

 仕事が忙しい時期が過ぎ去りひと段落し、いろいろな感情が私の中を渦巻いて、落とし込むまでに時間がかかったが、なんとなく落ち着いたので更新する。 最近の私は仕事が落ち着いて、残業も少なく、やるべき仕事を淡々とこなす日々が続いている。相変わらず仕事は面白くないし、お客様は好きになれないのでモチベーションは低い。 先日の部会で、後輩の女の子が活き活きと(大変だろうけど)新規開拓をしている発表を聞いて、とてもうらやましい気持ちになった。 新規開拓 というと大変なイメージがあるかもしれないが、弊社は個人あたりのノルマを執拗に追うタイプの会社ではないので、実は既存のお客様を担当するより新規のお客様を担当する方が楽しい。(個人的な好みも含むけど) 既存のお客様はどうしても過去からの経緯や人間関係のしがらみがあり、「やって当たり前、ちょっとでもミスしたら怒られる」という形になりがちである。一方で、新規のお客様は、過去のしがらみもなく、「どんどん提案するぞ!」というスタンスで臨めるので、個人的には好きだ。 ここ半年、営業なんてクソみたいな職種やめてやる!!!と、叫んでいたが、営業がクソなのではなくて、今の仕事内容がクソなのかもしれない。(まあ、新規活動も普通に理不尽なことあるんだけどね。あと、商談とったら既存のお客様になってしまうので、結局嫌なことはいっぱいある) 仕事が落ち着いて、色んな事に悩んでいた。 仲いい友達たちの出産ラッシュに動揺し、 30歳目前にして彼氏すらいないことに焦り、 独り身の同士たちはそれぞれ人生を楽しんでいるのを見て(焦ってるのに、何も前に進めてないの私だけかも…)とつらくなり、 仕事のせいにしてたけど、仕事が落ち着いても、何もしてないしょうもない毎日送るんだなと自分に失望したり、 とりあえず感情が忙しかった。 特に面白くないけど、感情を落とし込んだ結果をまとめていく。 仲いい友達たちの出産ラッシュ 出産の大変さ、育児の大変さ、尊さは私にはわからない。私の分からない世界に友達たちが行ってしまう気がしてしんどかった。 あと、男友達は絶滅する。まだ絶滅してないけど、その未来が見えて怖かった。 30歳目前にして彼氏すらいないことに焦り ゆるっと活動は続けていたけど、自分のハードルが高いのと、人と会うと気を遣って疲れてしまうので、焦っているとは思えないゆるやかなスピー

在りし日の戦友たちへ

 2023年度上期、プライベートを蔑ろにして商談対応をしていた。 部の解散の危機がかかった案件を やらされる もとい、任されることになり、土日も大して遊べず、毎月しこたま残業して、なんとか案件をとることができた。 正直、もうこの半年で仕事はしばらくのんびりやりたい と思うくらいに働いた。 やっと商談が一区切りし、久しぶりに色々な同期と遊んだが、 数少ない戦友(女性営業)が内部部門への異動していたり、 マーケティング部の残業少な目でスマートな仕事を続けている同期だったり、 産休間近の同期だったり、それぞれが変化の中で頑張っていた。 最近は、本当にフロント部門(営業)から同期がどんどん異動していて、残っている人も、女性だと産休に入ったりしていて、ともに頑張っている仲間が減っている感じがして、しんどい。 営業に配属されて続けているメンバーは割とみんな社畜していて、大方の人間が、営業をやめたいと言っている。(内心どうかは置いておいて) 営業という仕事は泥臭い。やらなければいけないタスクにまみれて、時に、お客さんが悪くても謝って、お客様第一という姿勢こそが美徳とされて・・・。 うちの社風もあると思うが、そういう風潮には少し疲れた。 全社のブランド戦略を考えているマーケティング部門の子は、ずっとマーケティング部門にいるし、そういった部門はフロント(営業)からの異動は受け入れない。 スマートな仕事をしている人はずっとスマートな仕事をしていて、泥にまみれている人間はずっと泥の中だ。 フロントで仕事をしている人間からすると、正直、全社のブランド戦略が輝いていたとして、投資家には評価されても、売り上げがあがるわけでもないし・・・とか考えてしまう。 同じ部の後輩が、上司から「お客様訪問する回数が少ないからもっと増やせ!」と怒られたらしく、前日に全社のブランド戦略を聞いていた身としては、高低差激しすぎて笑ってしまった。 うちの会社は、昔から、お客様に寄り添うことを美徳とし、お客様の言いなりになることで評価・重宝がられてきた歴史がある。 何か強いプロダクトがあるわけではないので、お客様からすると「うちの言うこと(無理難題)聞いてくれないなら、御社に頼む必要ないからね。」という態度をとられてしまうのだ。 (実際は、うちが手を引いたらお客様も困るのだが、絶対そうしないと思っているから、すごく強気