あこがれ(笑)の海外生活の実態レポ

 あっという間に赴任から3か月が経った。


3か月時点の感想を記していく。


仕事について

事務処理がないので、だいぶ残業からは解放されている。いわゆる営業活動に注力できる環境で、小さな会社なので社内調整も最小限で済むのはありがたい。

これなら営業というカス職種を続けてもいいかな、という気持ちになるけど、日本に帰ったら絶対にこんなことはないので、期間限定ということで楽しむことにする。

仕事量は減ったが、飲み会はめちゃくちゃ増えた。お客さん、パートナーさん、社内、全てが距離が近く、半分仕事だ。
仕事とプライベートの境界が曖昧なので、あまり残業はないけど、頻繁に仕事の延長のような会食がある、という特殊な日々を送っている。


日本人同僚との関係性について

入る前は戦々恐々としてた村社会への順応だが、意外とあっさり打ち解けられた。
東京で超ドライな職場環境に4年も身を寄せていたので、関西時代のような村社会へ再度飛び込むことに抵抗感があったが、入ってみれば居心地は良かった。

みんないい人でコミュニケーション能力が高い人たちばかりなので、ふと関西時代を思い出したりする。入社から5年目まで、相当先輩たちに遊んでもらっていた。先日いったカラオケでは、関西で先輩たちが歌っていた曲を先輩や上司が歌っていて、すごくエモかった。
飲むための曲、独自のコールがある曲、アホみたいなカラオケをしていた時代が懐かしい。
今も同じようなカラオケをしている。飲んではないけど。とても久しぶりの感覚だった。

赴任前に、村社会恐いと愚痴っていたら、仲いい後輩に「関西と同じでしょ、すぐ馴染みますよ。」と言われていたこと思い出した。すぐ馴染んだわ、ありがとう。


外国人同僚との関係性について

ちょっとずつ、下手なりにコミュニケーションが取れるようになってきた。同僚は基本テレワークしているので、あまりオフィスでは会わないが、会ったら話すようにしている。言葉が通じないこともあるけど、とりあえず伝えようという意思が重要だと感じているので、なんとかコミュニケーションをとっている。

仕事面は、日本人よりざっくりしていて、メールにレスがなかったり、お客さんが聞いていることに答えていなかったり、不安な部分も多いが、できる限りの調整とコミュニケーション重ねるしかない。

ゆっくり英語を頑張っていこうと思う。


生活について

あまり困ったことはないが、一人だと外に出るのが億劫で、土日は家に引きこもりがちだ。
日本にいるときは、カフェに行ったりもしていたが、この国は基本飲み物とデザートが死ぬほど甘いので、行く気にならない。

あと、平日は基本出社しているので、ほぼ帰ってきてから何もできずに寝ている。これはテレワークがなかった時代も同じだったので、異国の地だから、って感じでもないけど・・・。

家は気に入っているので、そこはとてもよかった。日本では住まないようなタワマンに寮費負担のみで住んでいる。ありがとう会社。

あと、東南アジアにいるうちに、西側諸国に行きたいと思っていたのだが、それも叶いそうである。たまたま歳の近い同僚たちが旅行の計画を立てていて、混ぜてもらうことになった。

UAE(ドバイ)、エジプト(カイロ、ギザ)トルコ(イスタンブール、カッパドキア)、いずれも日本からだとちょっと遠いし、一回で回るのはしんどい国ばかり。

東南アジアからだと、回り方を工夫すれば、1回のフライトが10時間以下になるように設定できる。超楽しみ。


駐在難易度が低い国ってこともあると思うが、思ったより快適に、思ったより健やかに生活を送れている。まあ、普通に日本恋しいけどね。絶対住むなら日本、まじで。


年末年始は一時帰国するので、お土産が欲しい人は名乗り出るように!


最後に、私がこの国に来て遭遇した小さな突っ込みポイントを羅列していく。

・普段も渋滞やばいのに、自転車専用レーンがほしい!と思ったどこかの権力者のせいで、ある日突然、片道1車線しかない道で車線規制が入って大混乱だった。やばすぎてその日のうちに都知事が車線規制を止めさせた。権力vs権力、権力があれば何でもできる国。法治国家とは思えない。

・クレカ申し込みがすべて紙提出なので提出したら、受付の人が間違ってコピーを審査部に送付、原本を穴あけパンチしてファイリングしたせいで、紙書類の再提出を求められる。。お前穴開けるときに気づくやろ普通!なんで気づかんねん!仕事なめとんちゃうぞ!
しかもこれ、ネットで申請したものを紙で印刷してすべてのページにサインを書いて持って行くという仕組み。ネットで申請したんやから、それでいいやん!なんで全部印刷させるねん!

・給湯器の調子が悪いので、確認してほしいと管理会社に言ったら、口頭確認されて終わった。「給湯器、まだおかしいですか?(英語)」と聞かれたから、ハイって答えて、そのあとエンジニアが来るのかと思ったら来なかった。「確認してほしい(英語)」と確かに言ったけど、口頭で確認するだけでいいとほんまに思ったんか?私が「お湯が出るか蛇口をひねって直接確認して、出なかったらエンジニアに技術的な対応をしてほしい」と言わんかったのが悪いんか?仕事なめとんか?

・大戸屋でお茶(冷たいor温かい)が提供されるんだけど、頼んだ方が来たことない。絶対間違った温度のお茶が来る。めんどくさくて訂正したことないけど。

・物価普通に高くて、ハンバーガーセット頼んだら3,000円だった。しかもハンバーガーの付け合わせでパンでてきた。今からハンバーガー食うねん。パンいらんねん。


総じて、真面目な人には温帯の国は合わないだろうな~という感想。小さいこと気にしてたらイライラして憤死する。小さいことは気にしない、生きてればそれでOK!

そんなマインドでゆるく生活しようと思う。


作成時間:45分


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