引っ越しのすゝめ(物件編)

 昨日に引き続き、5年で5回引っ越した私の物件選びポイントについて紹介していく。

今日は物件編。正直、家族構成や所得層、好みにもよるので、本当に参考程度にしかならない気はするが、書いていく。

私のおすすめポイントの前提は、1人暮らしなので、その視点で読んでほしい。

今回は広さについては言及しない。そりゃみんな広い家がいいでしょ!!

(1つだけ、、1つだけ言えるとしたら、コロナ禍の6畳だけはやめとけ)


ポイントは3つ。

1.「おしゃれな家」より、「住みやすい家」を選ぼう

2.最上階はメリットデメリットを理解したうえで選ぼう

3.物件の形に注意!~横長物件・収納の多い物件には要注意~


1つずつ解説していく。


1.「おしゃれな家」より、「住みやすい家」を選ぼう

これは、1つ前で「おしゃれな家」に住んでおり、現在「住みやすい家」に住んでいる私の実感から記載している。

この家を選ぶ際に、住みやすいな、と思って選んだわけではないのだが、実際に住みやすいポイントを列挙するので参考としてほしい。(書いてみたら結構細かいポイントになったけど、こういう細かいところが結構有難かったりする)


キッチンに最低限の調理スペースがある

→最近のマンションは、水回りのスペースがとても小さい家が多い。流し台とコンロの間が狭すぎる家もしばしば。1つ前の家は調理スペースが小さかったため、料理好きではない私は、自炊からさらに遠のいてしまっていた。

自炊なんてしねぇ!って人は最小限でいいと思うよ。

↑現在の家。これくらいスペースがないと自炊しない
あとコーヒーメーカーも置けない

玄関の横やモニターホン周りに小さな棚がある

→鍵・印鑑・その他小物を置いておけるので地味に便利。扉にマグネットフックをかける収納術もよく紹介されているが、扉の開け閉めで落ちてきたり、意外と使いづらいことが多いので、小さくても棚があると大変助かる。


洗面台がオーソドックスなやつ

→「おしゃれな家」時代は、すり鉢状の洗面台(写真右)だったのだが、陶器乗っている台と陶器の隙間に埃がたまり、掃除が地味にめんどくさかった。

今はオーソドックスな三面鏡式(写真左)の洗面台なので、ほこりの溜まりやすい部分がなく、掃除が楽である。    


水回りの収納が多い

→部屋の収納は棚やタンスをおけばいいのだが、キッチンや洗面所には棚などを置けるスペースが少ないので、水回りの収納は多いに越したことはない。ま、これは工夫でどうにでもなるけど。


できるだけおしゃれな家に住みたくて、物が少なく、マメに掃除ができる方は、どうぞおしゃれな家に住んで下さい。私は不便でした。


2.最上階はメリットデメリットを理解したうえで選ぼう

見晴らしが良いため低層階より人気が出やすい最上階だが、デメリットもあるので注意。

具体的には、「夏は暑くて冬は寒い」「緊急時は大変」である。

最上階は上に部屋がない分、「夏は暑くて冬は寒い」は実体験。(同じマンションの12階から10階に引っ越して実感)

あと、12階に住んでいた時代に、地震に見舞われエレベーターが止まった時も、最上階きっつーーとなった。次の日には復旧してくれたので助かったが、ごはん1つ買いに行くのに、12階の往復…。

メリットも2つ。「見晴らしがいい!!」「上の部屋の音うるさくない!!」


あ、あと、最上階のメリットに「ゴキブリがこない」が含まれるのではないかと考えている皆さん、ゴキブリはエアコンのホースを伝って侵入してくるので、10階程度だと上ってくる。気を付けてほしい。

慢心していた10階時代、エアコンからゴキブリが落ちてきたときは………エアコンのホースキャップ、つけようね。


3.物件の形に注意!~横長物件・収納の多い物件には要注意~

2つの物件の間取りをみてほしい。同じ物件の間取り違いである。

左側を間取り①、右側を間取り②とする


どちらも素敵な間取りだと感じるかもしれないが、ここで気を付けたいポイントをお伝えする。

間取り①(左)
横長の形でクローゼットも大きく、使いやすい間取りに見えるかもしれないが、実際に中を見るをそうでもない。なぜなら、部屋の上部分に一切家具を置けないからだ。
狭い1Kの場合、家具というのは、基本的に壁に沿って並べていくが、この間取りでは、扉とクローゼットのせいで、下半分にしか家具が置けない。クローゼット(収納)が多い=その前には家具を置けないということに注意したい。

この間取り、実は私が内見した物件のものなのだが、実際に見てみると、ベッドをバルコニーに平行に設置するしかなく、レイアウトの自由度が極端に低い。
クローゼット側や入口の扉側に足が来るように、ベッドを縦に置くこともできるように見えるかもしれないが、実際は扉を開けたときの干渉がひどく、ベッドを縦配置ができない間取りとなっている。なので、内見(もしくはオンライン内見)の時は、自分の家のベッドだけでも測っていくようにした方がよい。

間取り②(右)
向かって右の間取り。これはよくある間取りである。この間取りのいいポイントは、クローゼットの扉と、部屋の扉の干渉部分が重なっているところ。実質家具が置けない部分がほとんどなく、レイアウトの自由度が高い。バルコニーと並行にベッドが置けるくらい横幅があれば、なおよい。
注意すべきポイントとしては、横幅の狭い物件だと、バルコニー側の柱の干渉でベッドがバルコニーと並行に置けない場合がある。そういった部屋は住みづらい。
(1つ前の家がその間取りだった。狭かった。。。)

個人的には、正方形に近い間取りが一番使いやすいと感じている。縦長の家も住んだことがあるが、ベッド、テーブル、テレビを置くと横幅に限界が来てソファが置けなかったりと、正方形にメリットを感じる部分が多かった。今の家は正方形だ。

…とまあ、完全におひとり様1K向けのおすすめポイントを書いてきたが、ちょっとは誰かの参考になったのだろうか。

個人的には、次の新社会人とかに見てほしい。私の失敗が詰まったこの記事を。
私たちの世代は結婚などで複数人で住んでいる人が多く、たぶん参考にならない。

新社会人の知り合いなんて、いないんだけどね。

作成時間:50分






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