バリキャリ(笑)にはなりたくない
最近ずっと仕事をしている。
平日は平均21~22時くらいで残業して、
何かしら毎週土日仕事が入って、時には予定をドタキャンし、
ずっと仕事している。
弊社は今年、大幅なベースアップ(一般社員全員)があり、かつ昇給したため、すごく給料は増えた。年収にして、昨年度比200万くらい。
転職もしてないのに、こんなに上がることってなかなかないので、大変ありがたいと感じる一方で、それなりの給料をもらっているから、それなりにプライベートを犠牲にして、それなりに頑張って働かなければいけない、という強迫観念にかられる。我ながら真面目だと思う。
昇給をきっかけに、やりたくなかった案件を半強制的にやらされていて、それもモチベーション低下の1つ。
加えて、お客様がクソ・・・もとい、手厳しいので、さらにモチベーションダウン。
(新参者に厳しく、人を罵倒することで自分の価値を確認し、威厳を保とうとするタイプのお客様・・・まじでクソ)
今年度が終わったら、真剣に異動する。これは確定事項だ。
ただ、今年度頑張り切れるかも、結構気持ち的にきついところがある。
今まで、一人でも自由に生きてきた。
別に結婚願望が強いタイプでもないし、一人でもいろいろなことが楽しめるし、比較的寂しがりやじゃないので、一人で自由に生きてきた。
でもここにきて、人は一人では生きていけないということを身に染みて実感している。
これを読んでいる皆さんの多くは、彼氏彼女や、旦那さん奥さんがいるだろう。
多少仕事が忙しくても、土日まで仕事していても、仕事が終われば喋り相手がいて、仕事と関係ない話をしたり、時に愚痴を聞いてもらったりして、気を紛らわせることができる。
(もちろん、関係性が良好であるという前提のうえでだけど)
一人だと、それができない。
家で仕事していても一人だし、会社で仕事していて帰ってきても一人だし、土日は仕事が入るから友達と遊ばなくなる。
ご飯はただの栄養摂取(腹がすいたから何か食べる)になるし、たいして興味もないYouTubeを見ながら淡々と食べる。平日が忙しいので、土日も暇な時間は寝てるし、せいぜいゲームするくらい。
そんな生活だと、発狂しそうになる。
みんな仕事はそれなりに忙しい。今の年次(8年目)は、使いやすいので、どの職場でもある程度仕事を任されて、残業しつつ、頑張っていることだと思う。
だけど、帰ってきたときに、仕事終わった時に話し相手がいるということは、きっとすごく幸せなんだろうなと思う。
昔みたいに、嫌になったらすぐ電話して、愚痴を聞いてくれる同期もいなくなった。
家庭を持ち始めて、家族の時間を過ごしている人たちに、いきなり夜23時に電話なんてできない。
もちろん、みんな優しいので、気にせず電話して!と言ってくれる。でもできない。私は根っからの気つかいなもんで。。。
上司(課長・部長)にも家族がいて、小さいお子さんがいる。
家族の予定は当たり前のように優先される。
だけど、独身の予定は優先されない。大概はドタキャンしてもどうにかなるから。
独身の予定だって、時には相手がいるのに、当たり前に優先されなくて、ドタキャンして仕事をする。
ドタキャンしたくないので、予定を入れなくなる。
本当に悪いループだし、こういう風潮はなくなってほしい。
ある日上司に言われた。
「最近忙しいからうちの子かわいそうなんだよ。小学校1年生なのに、日曜私が仕事してるから、一人で学童いって、一人で遊んで帰ってきたんだよ?かわいそうだよ~。」
別に私を責める文脈じゃなく、忙しいことを嘆いている文脈だったのだが、なんかもう嫌になった。
そらかわいそう。小学校1年生めっちゃかわいそう。
でも、じゃあ上司の予定は最優先で、上司が稼働できない分は私が予定を潰してまで対応すべきだ という風にはならない。予定ドタキャンなんて、私だってかわいそうだ。
こんな愚痴を吐ける相手もいない。くそったれ。
もちろん、一緒に仕事している人に時には愚痴ったりもするし、飲みに行ってストレス解消したりする。
でも私は、同じ仕事をしている人 じゃなくて、関係ない第三者に話を聞いてもらいたいし、いっそ全然関係ない話とかをしたい。
そう思って、アプリを再開したが、あまり進捗は思わしくない。
私の理想が高いのは重々承知だが、本当にアプリじゃ無理かもな、、と思う。人を信頼するのに時間がかかるタイプなので、結構厳しい。気遣うの疲れる。
今週末も2人あったけど、悪い人ではないけどなんか違う・・・となった。
いつになったらこの暗闇から抜け出せるのだろう。
3月からずっとこんな感じなので、ちょっと息切れ気味で、このブログを書いてみた。
書いたところで状況は変わらないが、いつか、こんなこともあったなと振り返って笑えればそれでいい。
もう仕事はいやだ。
年収いらない。楽しい人生を送りたい。
私は自分のことをバリキャリだと思ったことはないが、バリキャリなんて言葉は、仕事しかすることねえやつらが、自分を慰めて奮起させるために付けた言葉だ。なんて虚しいのだろう。
バリキャリ(笑)なんて、所詮は、仕事にしか生きがい・強味を見いだせず、仕事をすることで自分の存在価値を見出そうとしている人生の負け組である。
私がいなくても会社がまわるように、バリキャリ(笑)がいなくても社会は回っていく。
そんな事実を認めたくないから、そいつらはバリキャリを自称して、頑張って仕事をしているのだ。
今日も仕事、明日からも仕事。
頑張るという言葉が最近嫌いなので、頑張りはしない。
作成時間:20分
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