ひと夏のセミのような人生
1年以上前、私は実は、某新聞社の経営するエッセイサイトで、エッセイ投稿をしていた。 具体のサイト名は控えるが、女性が日々抱える違和感を書き綴ったエッセイを一般公募し、大勢の一般人がエッセイストとしていろいろな声を発信するサイトだった。 投稿したエッセイは2本。いずれも短い文章で、本数自体も少ないが、そもそも書いたのが2本だったので、書いたものは世に出すことができた。 なぜ、そんなサイトに投稿をしようと思ったのか… それは日々違和感を感じている意識高いレディだったから……ではなく、「1本採用ごとに謝礼1000円!」という太っ腹な仕組みに心ひかれたためである。 私は女性意識の高い人間でも、フェミニストでもないが、男性の多い社会で生きているため、日々全く違和感がない……ことはない。執筆のネタには困らなかった。 いずれも、私のことを知っている人に見てもらうのには赤裸々すぎて恥ずかしい文章なので、このブログにリンクは載せないが、日々仕事をする中で感じたことや、学生時代に考えていたことなどを書き綴っていた。 2本採用されたときは、iphneで文字打ちをしていたので、それはそれは時間がかかったのだが、PCを買った後は効率よく稼ぐぞ!!と息巻いていたところに、運営からのお知らせ。 「今まで採用時にお渡ししていた1000円の謝礼は、〇月〇日をもって終了いたします。違和感を声に出せる安心感ある場所を今後も提供し続けたいと思っております。ご理解願います。」 ・・・え????まじ???? こうして、私のエッセイストとしての人生は幕を閉じた。 ~ fin ~ (本当はもっと書きたかったが、急にMS-IMEがバグり、漢字の変換候補が2個以上出なくなってしまった。Google先生の教えにのっとり旧バージョンに戻すと、次は子音が入力できなくなった。nあndえyあnえnn) 久しぶりに仕事早く上がれて、久しぶりに文章をかくことに気分が乗っていたのに、なんでやねん。 こういう、タイミングの悪い感じが、最高に私の人生だなと思うので、今後もゆるっと付き合っていこうと思う。) 作成時間:20分