投稿

4月, 2021の投稿を表示しています

私と鳩と網と

 都市開発が進んだ今、自然との気共存は難しい。 現在、新しい住居では日々、鳩と格闘している。 入居してきた日に鳩が巣を作っていることが判明して以来、大家さんに鳩除けネットを張ってもらい、ベランダの手すりに鳩除けのとげとげをつけたりと、ずっと鳩と戦ってきた。 鳩はカラスほど賢くないので、対策がされていても、帰巣本能に従って帰ってくる。 最初こそネットで撃退できていたものの、最近長期で大阪に返っている間に、どうにかネットの隙間からベランダ内にもぐりこみ、巣を作り出していることに気づいてしまった。 この状態になると、ベランダの糞害がすごく、朝も鳩の鳴き声で起こされることになる。 今日の朝も、鳩の声で起床。疲れていたのに6時に起こされ、イラついて壁ドンならぬ窓ドン。最近の鳩は窓ドンぐらいでは飛んでいかないので、窓を開けて威嚇。 隣人が、私のことをどう思っているか心配ではあるが、この際そんなことは気にしていられない。 ただ、一時的に追い払っても、数時間後には帰ってきて鳴き続ける始末。 先ほどまたネットに入り込んで巣を作っているのを見つけてしまい、徹底的な鳩排除を決意した。 しかも、毎回しっかり番いで帰ってくるので更にイラつく。(これは個人的な八つ当たり) 私の敷地に愛の巣は作らせない。 すでに張ってあるネットのあらゆる隙間を目張りし、絶対に入ってこれないようにした。これでしばらくは大丈夫なはずだ。 鳩側からしたら、巣を作っているところに後から入居してきたのは人間(私)なので、不法侵入だと憤慨していることだろう。 ただ、残念なことに、人間(私)は土地の所有者と賃貸借契約を結んでいるので、法的には君たち(鳩)が不法侵入者なのだ。早く出ていきたまえ。 これは戦争だ。人間と鳩の。 どちらかが白旗を上げるまでこの戦いは続く。 鳩が平和の象徴とは、よく言ったものだ。それなら今すぐ白旗をもって謝りに来てほしい。 申し訳なかったでポッポー。 お昼休みの時間を割いてでも、この決意は伝えたかった。 私は君たちには屈しない。 作成時間:10分 (せっかくなのでタイトルはある作品を文字ってみたが、ネタがあふれそうだったので説明は割愛)

トップオブヒエラルキーに、俺はなる!(なりません)

 今回は、世のヒエラルキーについて。 世の中には、ヒエラルキーという階層制が、目に見えない形で多くある。 私は大学時代、ダンスサークルに所属していたが、そこがヒエラルキーの巣窟のような場所だった。 マンモスサークルで、人数は多かったが、  キラキラ(いわゆる陽キャラ)ヒエラルキー  容姿ヒエラルキー  ダンスのうまさヒエラルキー etc 日々水面下で自分の立ち位置を少しでも上げようとする人たちの集まりだった。 私は、サークルのヒエラルキーにおいて最下層に位置していた。争いには出来るだけ関わらず、1番下でいいのでそっとしておいてください……というスタンスで4年間を過ごしたが、それが故にも踏み台として使われることも多く、それなりに不愉快な思いもしてきた。 (友人から、なぜそんなサークルに入ってるのかと言われたが、それはひとえに、ダンスへの愛と、舞台から自分たちで作って踊れるサークルがそこだけだった、という理由だけだ。) 自分を上げるために、後輩の前で執拗に指導されたり、(指導してくる子は、後輩への教え方が分かりにくい と言う内容で私を責めていた。本当に指導内容が悪かったとしても、後輩の目の前で大声で指摘する必要はなく、私が逆の立場なら、後で伝えるくらいの配慮はする……) キラキラした先輩には飛びつくのに、私には挨拶もしない後輩だったり、 余興で汚れ役を押し付けられたり、 ヒエラルキーに興味がないのに、巻き込まれて不愉快な思いをさせられるのは全くもって納得いかなかった。 そんなサークルメンバーも卒業し、結婚するメンバーが増えたのでたまにはいいかと思い、集まりに顔を出したりもしたが、全くもって本質は変わっておらず、何をもってマウントを取るか、どういう属性のヒエラルキーか という違いだけだったので、もう会うことはないだろう。 ちなみに、今のヒエラルキーは、旦那、子供である。 自分たちの土俵で戦っているのはさぞ気分が良かろうな……(独身のひがみ含む) 社会人になって、居たくないコミュニティにいる必要はなくなったし、意味のないヒエラルキー争いに悩まされることも少なくなった。 こう書くと、ヒエラルキーに全く興味のない悟りを開いた高尚な人間っぽく聞こえるが、そういうことでもない。 超不本意ながら、私が今人生で1番注力しているのは仕事だが、仕事のおいてのヒエラルキーは、上の方に位置して